どうも~!夫婦でサイドFIREをめざすmumuです:)
夫婦一緒に育休とってみたいけど…ちゃんと生活できるの?
育休一緒にとってどんなメリットがあるの?
まだ子供がいないmumu夫婦ですが、子供ができたら「一緒に育休を取得しよう!」と話し合って決めました。
会社員なんだから、会社員のメリットをフルに活用しようと考えました◎
もともと育休=女性がとるものだと私も思っていましたが、夫婦で一緒に取ることでのメリットを知り、絶対に一緒にとりたい!と思うようになりました:)
一番心配なのが「お金」ですよね。実際に生活できるのかシミュレーションもしてみました◎
育児休業とは?
育児休業とは、1歳に満たない子どもを養育する場合、事業主に申し出ることで希望する日数分の休暇を取得できる制度です。
公務員は最大3年育休を取ることが可能です。民間企業は最大2年育休が取れますが、詳しくは自分の会社に聞いてみましょう!
ただし、育休はとれますが、育児休業給付金がもらえるのは基本的には子どもが1歳になるまでです。
育児休業の申請期限は休業開始の1カ月前までと定められており、また、子どもが1歳6カ月になるまで育児休業を延長する場合は、1歳の誕生日の2週間前までに申し出ることが必要です。
- 同一の事業主に過去1年間以上、雇用されていること
- 子どもの1歳の誕生日以降も雇用契約が継続する予定であること
- 子どもが1歳6カ月になる日まで(期間を1歳6カ月から2歳まで再延長する場合は、2歳になる日まで)に労働契約期間が満了し、かつ、契約が更新されないことが明らかでないこと
パパママ育休プラス
パパママ育休プラスは、父親の育児休業の取得を促し、夫婦が協力して育児を行うことを目的とした制度です。
育児休業期間は原則、子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで(母親の育休は、出産~8週間の産後休業を含め、子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで)となっていますが、パパ・ママ育休プラスは、夫婦とも育休を取得することで、子どもが1歳2カ月になるまで延長して休業を取得できる制度です。
一定の条件を満たせば、家庭の事情に合わせて夫婦で別々の期間に取得することもできます。
詳しくは厚生労働省リーフレットを参考にしてください。
注意!パパママ育休プラスで育休の対象となる期間は延長されるけど、一人当たりの育休取得可能最大日数は変わらないよ!
もらえるお金はいくら?
出産育児をするにあたって、もらえるお金や手当はいくらでしょうか??
- 「出産育児一時金」
- 「出産手当金」
- 「育児休業給付金」
これらの手当・給付金はすべて非課税扱いになります。
出産育児一時金
誰でも子ども1人につき42万円が支給されます。
事前申請をすると直接医療機関に支払われるため、出産時の入退院費用から42万円を引いてくれるので、自己負担が少なくなることが大きなメリットです。
出産手当金
会社員で健康保険の被保険者に支給される手当金です。産休中の手当ですね。
つまり、扶養に入っている人、個人事業主やフリーランスなどで国民健康保険に加入している人は出産手当金の給付対象には含まれません。
会社員や公務員ならではのメリットというわけですね◎
出産日以前42日(出産日を含む)に出産日の翌日以降56日を加えた98日間と、出産予定日から出産日までの間を加えた日数が支給対象となります。
支給金額は、支給開始以前12カ月間の標準報酬月額平均の3分の2を日割り計算した金額に、支給対象日数をかけた額です。
- 平均標準報酬日額 = 標準報酬月額 / 30 (1の位を四捨五入)
- 出産手当金 = 平均標準報酬日額 × 2/3 × 産休の日数 (日額を2/3した金額は小数点1位を四捨五入)
育児休業給付金
社会保険の被保険者の方が1歳未満の子を養育するために育児休業を取得した場合に、一定の要件を満たすと支給される手当金です。
さらに保育園に入れないなどの場合は1歳6か月又は2歳まで延長することができます。
- 1ケ月の育児休業給付金(最初の6ケ月)=賃金 × 67%
- 1ケ月の育児休業給付金(6ケ月以降) =賃金 × 50%
厚生年金や健康保険などの社会保険料が免除されるので、手取り収入の実感は育休前の賃金と比較して70~80%程度だそうです◎
育児休業給付金の支給は原則2カ月に1回で、支給決定日から約1週間で指定の口座に振り込まれます。
申請をすれば、毎月受け取りに変更も可能です◎
育休開始からだいたい3か月~4か月後に最初の振り込みがされることが多い様です!
かなり減るかな?と思ったけれど、社会保険料免除のおかげで、少し減った程度になるのは大きなメリットですね◎
育休中の税金、手当は?
育休中にかかるお金はいくらぐらいなのでしょうか?
これが分かると、具体的に必要な金額がイメージ出来るので、収入が少なくなっても焦らなくて済みます◎
育休中に免除される税金
所得税、社会保険料
育児休業給付金は給料ではないので所得税はかかりません。社会保険料も育休取得中は免除されます。
育休中でも支払う必要がある税金
住民税
住民税は育休取得中、関係なく発生します。
いつも給料天引きでしたが、育休中は郵送で納税通知書が送られてくるので、自分で払いに行く必要があります。
育休中支給されない手当
住居手当、通勤手当、扶養手当
基本的には住居手当や通勤手当、扶養手当は発生しません。
育休中でも支給される手当
児童手当
親の年収にもよりますが、子ども1人につき、0歳~15歳まで支給されます。
子供の年齢 | 児童手当支給額(1か月分) |
---|---|
0~3歳未満 | 15,000円 |
3歳~小学生 | 10,000円 (第3子以降は15,000円) |
中学生 | 10,000円 |
毎年2月、6月、10月に支給され、4ヶ月分がまとめて口座に振り込まれます。
児童手当は生まれた子供にも支給されるのでうれしいメリットですね◎
実際に育休取得した場合のシミュレーション
実際に育休取得した場合、いくらくらいもらえるのか?
下記の設定で、シミュレーションしてみたいと思います!
- 夫婦二人同時に育休取得
- 夫の額面給料月300,000円、妻の額面給料月250,000円(交通費、残業代含む、ボーナスは含まず)
- 第1子
- 5/15出産予定日当日に出産
- 満1歳で育休終了
こちらのサイトを利用して計算してみました!
①妻がもらえるお金
出産育児一時金は出産費用で無くなるとして計算外にします。
産休中の手当は、3か月で544,194円となりました。1月あたり約181,398円もらえます。
育児給付金は、毎月換算すると151,750円もらえることになります。
②夫がもらえるお金
夫は出産当日から育児休業給付金が支給されます。
- 1ケ月の育児休業給付金(最初の6ケ月)=賃金 × 67%
- 1ケ月の育児休業給付金(6ケ月以降) =賃金 × 50%
出産日~生後6か月 300,000×0.67=201,000円
生後6か月~1歳 300,000×0.5=150,000円
毎月平均すると175,500円もらえることになります。
③夫婦合計した育児休業給付金はいくら?
出産前の4/4~5/14までは妻は産休中なので約181,398円。(+旦那の給料300,000円)
5/15~7/10までは、妻は産休中、夫は育休中なので合計すると382,398円/月。
7/11~11/14までは、368,500円/月支給。
11/14~5/14までは、275,000円/月支給。
夫が育休に入った時点から平均すると毎月約292,200円手当が支給されます◎
我が家は大体は月25万円で生活しているので十分足ります◎
このように実際に計算してみると、育休を夫婦でとっても大丈夫だと感じ、お金に対する不安も軽減しました◎
夫婦一緒に育休を取得するメリット5つ!
夫婦一緒に育休を取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
私たちが考えたメリットは5つです!
- 夫婦二人で協力して育児ができる
- 今しかない子供との時間を過ごせる
- 社会保険料は免除
- 夫の家事育児能力が向上する
- 疑似サイドFIRE生活を送れる
メリット① 夫婦二人で協力して育児ができる
育児も夫婦で一緒に行うことで家族の一体感が増すのではないかと思います。
ママだけが育児を行い、パパは仕事に…という従来のスタイルもよいかもしれません。
でも、育児を一緒に行い、楽しいこと辛いことを一緒に経験することで親としての責任感も自覚できるし、お互いの負担も軽くなるのではないでしょうか?
母親一人で育児をして、旦那に理解してもらえず、喧嘩や離婚…なんて話もよく聞きます。
夜も交代で授乳できたりするので、精神的な面でもかなりメリットがあると思います◎
育児ってこんなに楽しいんだよ!でもこんなに大変だよ!と夫婦で共有したいですね◎
だから私たちは夫婦一緒に育休を取得したいと考えます◎
メリット② 今しかない子供との時間を過ごせる
子供が1歳になるまでの時間は今しかありません。
貴重な赤ちゃんの期間を会社の制度を利用して過ごせるなら、絶対に一緒に過ごしたい!
初めて笑った時、初めてハイハイした時など、貴重な今しかない時間を家族一緒に過ごせるなんてとっても価値のある経験だと考えます。
仕事はいつでもできるけど、子供の1歳までの期間は今しかありません。
メリット③ 社会保険料は免除
社会保険料が免除されるのは、かなり大きいです◎
社会保険料が免除されるので、育休前と比較して手取り収入の実感は育休前の賃金と比較して70~80%程度です。
これなら貯金の切り崩しをしなくても、生活できそうです!!
メリット④ 夫の家事育児能力が向上する
一緒に育児をするので、おむつを替えたり、ミルクをあげたりと夫の育児能力も向上します!
それに加えて、料理や掃除なども一緒もしくは分担できるので、必然的に家事能力も向上します!
それぞれ家事育児で苦手なこと、得意なことがあると思うので、二人で分担できます◎
両社の家事育児能力が向上すれば、育休後もお互いストレスなく過ごせます。
メリット⑤ 疑似サイドFIRE生活を送れる
将来サイドFIREを目指す私たちにとってかなりのメリットです◎
夫婦同時に育休を取得すれば家事育児を分担できるので、副業をお互いに行うことも可能です!
育休中に副業を行うのっていいの?と思うかもしれません。私も同じことを思っていました。
育児休業給付金に関して、副業で収入を得たとしても、原則、休業中に受け取る賃金が通常の8割を超えないこと、1か月間の就労日数が10日(10日を超える場合は80時間)であれば、減額もしくは不支給にはなりません。
ただ、個人事業であればいくら稼いでも制限はありません◎
我が家は個人事業で副業を行っているので、問題なく副業ができるということです!
私たちは育休中に将来のサイドFIRE生活がどんなものかシミュレーションしようと思っています!
みなさんも将来FIRE目指してる方はぜひ将来のシミュレーションをしてみてください!
まとめ
実際にもらえる手当を計算すると夫婦二人でも十分に生活できるだけの手当はもらえるということが分かりました!
生活防衛資金(生活費の約6か月分)は確保しているので、万が一の出費にも十分対応できます!
生活的にも大丈夫で、こんなにもメリットがあるなら夫婦で育休を絶対に取ろうと思います◎
みなさんも夫婦で一緒に育休をとってみてはいかがでしょうか?
あなたにとって今しかできない価値のある経験ができます◎
こちらの本も参考にしました!
少しでも参考になればうれしいです!
では、また~:)