こんちには!tyachaと申します。
お金の勉強をしていく上で疑問に思ったことを調べて、記事にしています。
今回のテーマは「S&P500、S&P500インデックスファンド ってなに?」です。
両@リベ大学長著「お金の大学」や中田敦彦のYouTube大学等でさらに有名になりつつある
「S&P500インデックスファンド」ですが、実際どんなものなのか解説したいと思います。
S&P500って?
Wikipediaの解説を抜粋すると…S&P500とは
ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/S%26P_500
正直なにがなにやらわかりませんね…
簡単に言うと、S&P500というのは、
アメリカの代表的な企業500社の株価をベースに算出される指数
です。
なので、選出されている500社の企業の株価が上がれば一緒に上がり、株価が下がれば一緒に下がる指数(=インデックス)です。
“なんとなくS&P500ってのは分かったけど、S&P500インデックスファンドってのとそれに投資するメリットがわからんわ!”と思ったあなた!
自分もその一人でした。
ここからはS&P500インデックスファンドとそれに投資するメリットを解説します。
S&P500インデックスファンドって?投資するメリットは?
まず、S&P500インデックスファンドというのは、S&P500という指数に沿って投資をする投資信託です。
なのでざっくりいうと、S&P500に含まれる500社に投資しているイメージです。
では、この投資信託に投資するメリットはというと、以下の2点です。
- 長期的な投資において、利益をあげる可能性が高い投資。
- S&P500の特性上、投資銘柄を変える必要性が少ない。
1つずつ説明していきます。
長期的な投資において、利益をあげられる可能性が高い理由
これは過去のS&P500の推移が根拠となります。
S&P500は「リーマンショック」や直近の「コロナショック」の影響を受けて、
一時的に下がることがあっても、その後回復し、右肩あがりに成長を続けています。
グラフは右記リンク先参照:https://jp.investing.com/indices/us-spx-500-chart
※リンク先で「1月足」を選択、1971年頃までスクロールすると右肩上がりになっていることがわかると思います。
投資先を変える必要性が少ない理由
これはS&P500の特性によります。
その特性とは
S&P500を構成する500社の銘柄が入れ替えを行われるということです。
これによって、廃れた銘柄が指数内に残ることが少なく、投資先を変更する必要が少なくなります。
S&P500インデックスファンドへの投資時の注意点
様々なメディアで紹介されており、メリットが多いことを知っている人も多いと思うので、
最後に注意点を紹介したいと思います。注意点は以下3点です。
- 短期的な目線では利益をあげられない可能性がある。
当然ですが、リーマンショック前にS&P500インデックスファンドに投資し、
指数下落直後に売ってしまった場合は大損となります。
あくまで、長期的(20年~30年)の投資対象ということを頭に入れておきましょう。
- アメリカにしか投資できていない(場所の分散はできていない)
1つの投資信託を選択するだけで、500社の銘柄に投資可能なので、
投資銘柄を選択する必要性は少ないですが、あくまでアメリカ企業に限定されるため、
アメリカ経済のみが不景気になってしまった場合、大きく損をする可能性があります。
- 為替の影響を受ける
S&P500インデックスファンドはアメリカの投資銘柄を買っているため、必ずドル建てになります。
※日本円で買っていても、最終的にはドルで買われています。
そのため、為替の影響を必ず受けます。
例えば、1年間でS&P500の指数が1%も変わっていなくとも、
もし、1ドル=100円から1ドル=90円になった場合、純粋に10%資産が減少することになります。
簡単ではありますが、本日はS&P500とS&P500インデックスファンド、
そしてそこに投資するメリット、投資する上での注意点を紹介させていただきました。
昨日よりも1つ賢く、なれるような記事をこれからも発信していきます。
それではまた!